INTERVIEW 那覇市消防局 中央消防署
神原分署 勤務
上原 祐馬 さん (29歳) 沖縄国際大学卒
TAC在籍時期:2014年2月~2016年2月

消防士を目指した理由

子供の頃からの憧れと世の中に貢献したい想いから

 子どもの頃から、人命救助に活躍する消防隊員に憧れがありました。また、高校時代は野球部に所属し、身体を鍛えるのが好きだったということもあり、大学卒業後は、体力を活かして人のためになる仕事に就きたいと考えていました。それなら、子供から大好きで、消火や防火の視点で世の中に貢献できる、消防の仕事に就きたいと思い志望しました。

TACを選んだ理由

姉の紹介と合格実績、DVDでの先行学習に魅力を感じた

 TACで勉強し、沖縄県上級行政職に合格した姉の紹介です。高い合格実績と、生講義以外にDVDによる先行学習ができることが、私には魅力でした。

効果があったと思える勉強法

問題編と解答・解説編に切り分け学習
TACの自習仲間から聞いた反復学習法に効果を感じた

 先程もお話したDVDを使った先行学習が効果的でした。それ以外にもTACのV問題集を問題編と解答・解説編に切り分けて、問題と解説を読み込みながら解いていきました。解説を読んでも理解できない部分はテキストをじっくり読んで考えることで、思考力も高まったと思います。問題ページの左上に解き終わる度に線を入れ、最終的に正の字が完成する5回転まですることができました。
 また、問題集の表紙によく間違える問題と解答を記入し、頻繁に復習をするようにしました。この反復学習法はTACの自習仲間(沖縄県庁合格)から聞いたやり方でしたが、とても効果がありました。

現在の職務内容とやりがいを感じる時

消火活動や各検査、救急に関する業務まで
早期の消火、検査後の改善がなされた時にやりがい

 現在の主たる業務は、消火活動、建物の立入検査、消火栓の検査、救急に関する業務などを行っています。那覇市民のみなさんの生命、身体、財産を火事から守るために、日々訓練を行っています。消防活動は個人プレイではなく、チームとして機能しなければ、任務を遂行することはできません。その意味で、訓練通りに消火活動が上手くいき、早期に消火ができた時には、「消し止められてよかった」と、ほっとすると同時に、貢献できて良かったと感じます。また、立入検査を行い問題点の指摘後、きちんとした改善がなされた時、やって良かったと思います。

今後の目標

人命救助の仕事に携わりたい

 現在は警防隊に所属し、消火活動を行っています。いずれは、人命救助を専門とする救助隊の業務にも携わりたいと思っています。

TAC受講生へのメッセージ

一旦、志を立てたのであれば、あきらめずに頑張る。
切磋琢磨する仲間を持つ。モチベーションを維持する。

 消防の仕事は、社会に貢献できる大変やりがいのある仕事です。しかし、決して採用人数が多い職種ではないので、採用試験に合格するのは容易ではありません。私の先輩たちも数年をかけて、合格していました。「一旦、志を立てたのであれば、あきらめずに頑張ってください」と、お伝えしたいです。
 また、勉強は個人でやるものではありますが、仲間に励まされることもあります。私もTACの自習室で、一生つき合って行く「人生の友」を得ることができました。ぜひ皆さんも、切磋琢磨する仲間を持ってください。

 私は、勉強へのモチベーション維持と、試験に向けての準備として、以下のルーティンを実践しました。
(1) TACの自習室で22:00まで勉強
(2) 新都心公園で懸垂やランニングを行う
(3) 那覇市中央消防署に寄り消防車を見ながら、「必ずここで勤務する」と自分自身に誓う
(4) 家の近くのファストフード店に行き勉強する。
これを月曜日~日曜日まで、毎日続けました。合格のための自分のルーティンワークを持つことが、私を合格へ導いてくれました。