INTERVIEW 恩納村役場
商工観光課 観光係 勤務
冨着 開 さん (26歳) 沖縄国際大学 法学部 地域行政学科卒
TAC在籍時期:2016年4月~2017年3月

公務員を目指した理由

進路選択の原点にかえる

 実は、民間企業から内定を頂いていました。しかし、いざ就職という時に自分の中に迷いが生じました。そこで、自分はなぜ沖国大の地域行政学科へ進学したのかを振り返ってみると、進路選択の原点にあった「地域を元気にしたい」「地域に貢献したい」という気持ちを確認できました。改めて地方公務員になることをめざそうと決意しました。

TACを選んだ理由

ズバリ合格実績

 やはり圧倒的な合格実績が選んだ大きな要因となっています。また、まわりの同級生や友人も通っていたので、ここなら公務員を目指せると感じました。

効果があったと思える勉強法

予習として講義録の確認とDVDを視聴後に授業。TACで友人をつくり質問したことで参考になった事が多い。

 私は中部商業高校卒で、陸上部に所属しており専ら部活動中心の高校生活をおくっていました。また、教養科目の物理と化学を高校で履修していませんでした。そこで、初めて学習する科目を中心に、予習としてTACに準備してある講義録を印刷し、校舎の自習室でDVD授業を視聴しました。この方法は、DVDで予習した内容の理解と確認をその後の授業で行うことができ、また、授業そのものを知識の定着に活用することできて、とても効果的なものとなりました。
 教養科目の数的処理(数的推理、判断推理)も苦手でしたので、先生に教えてもらうだけでなく、本土の有名大や国公立大学出身のTAC生と知り合いになり、その方たちにどんどん質問しました。これは、問題解法だけでなく勉強の仕方や、覚え方などとても参考になることが多かったです。試験勉強となると孤独な戦いの部分がありますが、TACではたくさんの仲間がいるおかげで、励ましあいながら勉強に取り組むことができました。

恩納村を志望した理由

「行政マンこそ地元の営業マンたれ」との想い

 祖父が恩納村出身で、子供のころから何度も訪れており、とても愛着がありました。真栄田岬や万座毛、琉球村、美しい海とサンゴなど、魅力的な観光資源がある地域だと、学生のころから思っていました。そこで、「行政マンこそ地元の営業マンたれ」との想いで、祖父の地元を元気にしたい。そのために恩納村で働きたいと志望しました。

現在の職務内容

イベント企画運営からプロスポーツのキャンプ地誘致活動。 県内外で恩納村のPR活動。

 「うんなまつり」のプログラム作りから企画運営全般を担当さ せていただいています。万座毛や真栄田岬等の「村の観光施設との対応業務」や、恩納村にあるホテルとの対応の窓 口業務も行っています。恩納村は 2018 年7月21日に 「サンゴの村宣言」を行いましたので、それに関連した 業務にも関わっています。沖縄県外で恩納村を PR する活動にも参加しています。具体的には、池袋サンシ ャインで開催された、第11回沖縄めんそーれフェスタに 参加し、「恩納村の伝統エイサーを披露し」、恩納村の物産の販売を行 いました。冬場には、プロ野球やサッカーのキャンプ地としての誘致活動を展開しています。韓国のサムスンライオンズ(野球)、韓国リーグチャンピ オンの全北現代(サッカー)、J2 のファジアーノ岡山の誘致に成功しました。

仕事でやりがいを感じる時

地元の皆さんからの声をもらった時

 今は昨年から関わっている「サンゴの村宣言」に全力投球中です。
恩納村を世界の人々にもっと知ってもらうために、まだ見つかっていない「インスタ映えスポットの開拓」にも取り組みたいと思っています。
また、サンゴの村宣言のイメージキャラクターSunna(サンナちゃん)の知名度アップにも取り組みたいと考えています。

「サンゴの村宣言ホームページ」
https://www.vill.onna.okinawa.jp/politics/1508724757/

TAC受講生へのメッセージ

自習室は成長のヒントの宝庫。合格を絶対にあきらめない。

 絶対に公務員試験合格をあきらめないでください。あきらめたらそこですべて終わりです。私は恩納村役場の面接試験の練習をしている時にくじけそうになり投げやりになってしまいました。そんな時に、TAC沖縄校の赤嶺聡先生に叱咤され「最後まで全力投球することの価値」を教えていただきました。今でもとても感謝しています。
 それと、後輩の皆さんには、TACの校舎には自習室があるので、毎日来て勉強することを強くお薦めします。自宅だと、ベットやマンガ、テレビ、ジュースと勉強を中断する誘惑だらけです。TACに来れば質問できる先生や、私よりも高校、大学と勉強してきた人たちがたくさんいます。これまでの私とは接点はなく、決して友人とならないような人たちに、声をかけて親しくなり、勉強の仕方や問題の解き方を教えてもらいました。自習室は成長のヒントの宝庫でした。このやり方は、仕事を始めてからも役立っています。人脈を作る方法を私は、TACの自習室で学びました。
 たまにですが、TAC生だった時の同期の皆さんと、飲み会を開催しています。彼ら、彼女らも沖縄県庁で働いていたり、那覇市役所に勤務したり、消防官として活躍したりと、様々な行政機関で活躍しています。旧交を温めながらの情報交換は、とても刺激的かつ有意義で、楽しいものです。もちろんその時は、那覇市内のホテルに宿泊し、気合を入れて楽しんでいます。